解説します!「メムロの森」

児童劇メムロの森の解説です!
 私にコロボックルの登場する劇を提案してくれたのは、ネット仲間であり親友の「つっきんさん」です。バンコートランドの愉快な猫たちをはじめ、つっきんさんとのちょっとした会話や文章のやりとりが大きな閃きとなったことが多々ありました。
 コロボックルについて調べてみると、様々な民族説や神話に行き渡ります。また、コロポックルと発音する説もあり、本書はコロポックルと表記しています。なぞの多いコロポックルたちですが、アイヌの人々との交流や戦いもあったようです。
 北海道十勝平野にある芽室町には、そういった伝説が数々残されていました。コロポックルたちは平和と共存を愛する森の神様として書いてみました。
○演出のヒント
 コロポックルたちが歩いてくるときには独特のリズムがあります。このリズムを楽しくアレンジしてみてください。例えば、歩き方です。コロポックル・コロコロコロの1フレーズごとに、ちょっとしたポーズを取るなど、低・中学年の子どもたちの可愛い姿を客席に披露するとよいでしょう。
 舞台装置としては、コロポックルたちが訪れる住居は竪穴式住居にみたてた簡単なテントを想定しています。
○衣装のヒント
 コロポックルたちは黒っぽいバンダナを頭に巻き付けるとよいでしょう。お掃除巻きではなく、海賊巻きがおすすめです。他にタオルのように巻き付けてもよいと思います。衣装はなるべく同じ系統の色がよいと思います。 テントの住人たちですが、できればご家族の古めの衣装をお借りして冬山にこもっている感じを出せるとベストだと考えます。
 子どもたちと図書館やインターネットでアイデアを膨らませてください。

興味のある方は、こちらでのぞいてみてください!

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