
2025年3月39日
今年も「ミュージカル富田定期公演」が足利市立富田小学校の体育館で開催されました。
演目はアナとエルザの物語からBelieve~信じること~でした。メンバーの中で多数をしめる6年生たちは先日卒業式を迎えた子どもたちです。この学年は3・4年生の時に担任したことがあります。
あるお母さまから連絡をいただき、馳せ参じた次第です。(ありがとうございます。)

最後の公演とあって気合を入れて練習を重ねてきたようです。ステージ上の堂々とした立ち振る舞いからそう感じました。
今年は、メンバーの中に男の子もいて、コミカルな演技とセリフで会場に和やかな空気をもたらしていました。
私が一番感心したのはそれぞれの子供たちが一人で何役もこなしていたことです。さぞかし、練習も大変だったことでしょう。
きょうの公演はミュージカルのみならず、中学生のダンス、そして最後には観客の皆さんもステージに上がり「ふるさと」を合唱していました。(私は遠慮させていただきました・・)今日のこれらの様子は、わたらせテレビで放送されるとのことです。ステージに上られた皆さんは、いい思い出になったことでしょう。
来年度から大幅にメンバーの数が減ってしまいます。新メンバーを募集中だそうです。

私は、現役教師時代から児童劇に少なからず関わってきました。
ひと昔前までは「学芸会」や「学習発表会」など児童劇の発表の場がたくさんありました。それらは、子どもたちや保護者・地域の皆様が心待ちにしていた行事でもありました。
私が劇を取り扱う場合は、オリジナルの脚本で披露してきました。書き溜めた児童劇の脚本は口コミから始まり、新聞に取り上げられるようになり、やがて幸運なことにインターネットの効果もあって、数冊の書籍となりました。
国内外の学校や団体の皆様からご支持を得ることもできました。お礼や感想のお手紙やメールが当時の執筆の原動力となっていました。しかし、残念なことにここ数年は、新型コロナによって発表の場が少しずつ失われてしまいました。
それが今、コロナの縮小とともに児童劇復活の兆しが見えています。
思いきり劇に取り組むことは、大なり小なりコミュニケーション能力を育てるよい経験になるのではないか!と考えます。
本日のミュージカル富田の公演を鑑賞して思うこと大でした。これからの活動が、実を結ぶことを願っております。
2025/3/30
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