このところ、台風が吹き荒れていました。現在はどうなったのでしょう?
台風15号TALAS(タラス)は温帯低気圧となり、16号NORU(ノルー)は西へ進んでいくようです。楽しみにしていた三連休も好天には恵まれず、残念でした。
台風にはタラスやノルーのように名前がついています。日本では数字で表されていますが諸外国では固有名詞位になっています。昔々、昭和22年(1947年)足利市を含む渡良瀬川流域の地域ではカスリーン台風が猛威を振るいました。カスリーン台風は日本本土に直接上陸こそしませんでしたが、歴史的な大雨を降らし、特に利根川流域・渡良瀬川流域に甚大な被害をもたらしました。渡良瀬川流域でも9月13日からの三日間で400mmもの豪雨が襲いました。
関東地方だけでも死傷者約3500人、家屋被害は約33万5千戸に及びました。
足利市では小俣・借宿・岩井の堤防が決壊し、特に岩井山の堤防が決壊すると、足利市街地に濁流がおしよせ、尊い命が失われたそうです。
台風の時期になると、担任していた子供たちに自然災害の恐ろしさと防災の大切さをカスリーン台風を例に話した記憶があります。
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